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トコトコ大田原の太極拳講座、2018年4月の予定。
初心者歓迎。体験自由。
4月 6日(金)
4月13日(金)
4月20日(金)
4月27日(金)
午後7時から、TOKO-TOKOおおたわら(3F)市民交流センター小会議室。
健康コース(初心者):八段錦・楊名時太極拳(24式)
予定が変更になる場合もありますので、このブログか、市民交流センターに確認してからお越しください。
経験者向けコースも無料で体験できます。
研究コース(中級者):48式制定拳/陳式太極拳/呉式太極拳
先日、竹内流柔術発祥の地に行って来ました。
岡山駅から車で1時間半近くかかる、岡山県中央部の山奥にあります。
竹内流相伝家道場。上に小さく見えているのが竹内流宗家道場。
竹内流捕手腰廻小具足 相伝家13代目 竹内藤十郎先生。
(竹内流の正式な呼称では「柔術」を用いません)
少林寺拳法創始者の宗道臣先生の著書に紹介があり、永年気になっていました。
「わが国の歴史上、柔術が形を整えて、剣術その他の武術と比肩しうる地位を築いたのは、天文元年(1532年)に創始したと伝えられている竹内流である。そのほかは、ほとんど江戸時代にはいってからである。しかも、その各流派の極意技と称される当て身や活法(気絶した人を蘇生させる術)の急所は、中国伝来の経脈医法をそのまま用いているのである。
たとえば竹内流にしても「修験者忽然(突然に)来たり、捕縛五を教えて去る」(『武道流祖録』)とあるが、この捕縛というのは、逆技を用いる捕技のことであり、修験者というのは天台系の僧を示すことばなのである。」
光文社〈カッパ・ブックス〉「秘伝少林寺拳法」(宗道臣 著)より
「体調トレーニング」、私は、身体の調子を整えるトレーニングという意味と捉えて、太極拳などの運動を表現するのに良い言葉と思っています。
この言葉は、正木健雄著、岩波ジュニア新書「いきいき体調トレーニング」のタイトルで使われた以外では、お目にかかったことがありません。この本の中でも「体調トレーニング」という文言は無く、ことばの意味は定義されていないようです。
この本には、若い人向けに、いきいきと毎日を過ごし、多角的に発達するためのメソッドを紹介されています。
絶版になっているようですが、岩波書店のHPには次のように内容が紹介されています。
若い人たちの体に,いま大きな問題があります.日本では1964年からずっと若者たちの体力・運動能力のデータをとりつづけているので,現在の事情がはっきり見えてくるのです.それによると,腰の力と柔軟性が低下の一途をたどり,別の調査では体温調節ができにくくなっているのです.暮らし方のほうでは,情報機器や電気製品の普及によって,生活が夜型になり,動くことが少なくなり,体のリズムがつくりにくくなっています. そんな実情をふまえて,体と心をいきいきとはたらかせながら毎日を送るには,どんな生活をこころがけ,どんなトレーニングをしたらいいのでしょうか.著者の正木先生は45年間も,子どもや若者の体の変化に注目して,若い世代がいきいきと活動できるための体づくり,体調コントロールの考え方と方法を研究してきました. 本書には,その成果が存分にもりこまれています.その中から,自分に合った,体調をととのえ,体を発達させる方法を見つけて,毎日の生活にとりいれてほしいと思います.自分の体の課題は,自分ではっきりとさせて,いきいき成長していきたいものです.